もふりーとの飲んだくれ日記

もふりーとの日々のお酒、お料理の記録を残すブログです。美味しいお店の備忘録、飲んだお酒の備忘録も兼ねています。

2021/2/9 ふくの鳥

緊急事態宣言が延長になったから、推し店もディナー営業をやめていたりそもそも休業していたりして、折角都心まで出てきて仕事をしたのに楽しみが減ってしまってつらいですよね。

ということでインスタチェックしてやってることを確認した上で「ふくの鳥 飯田橋店」にお邪魔します。


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ここはお店指定の銘柄を一杯目の日本酒にすることで、その銘柄が一杯100円になるサービスをやっている。だからもふりーとの一杯目は決まってお店指定です。今日は大七 生酛。


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お通しは揚げ鶏の玉子とじ。この店は揚げ鶏の美味さが群を抜いていて、カラリとした衣とジューシーな肉の味わいが絶妙にバランスを取っている。そしてこの衣は素揚げしているからか水気を吸わず、カラッとした状態を保ちながら出汁や玉子と絡むのだ。

もうこの玉子とじの美味しいこと美味しいこと。2020年度美味いお通しランキング一位に燦然と輝くレベルですよ。


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冷やしトマト。わーい塩がたっぷり、しかもマヨネーズが添えられていない。分かっていますねー。トマトの味も濃くて美味しい。


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絶品レバー。ふくの鳥の看板メニューの一つであるこの鶏レバーは、いつ食べても本当に美味い。もうこのチェーンの鶏レバーが美味しすぎて、他の店でレバー食べても満足できない身体になってしまった。


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タルタルチキン南蛮。揚げ鶏の美味しさはお通しの部分で説明しましたが、こいつはそこにタルタルソースがたっぷりかかって出てくる。しかもこのタルタルソースがすごく美味しい。ジャンキーな風味でありながら旨味が強いのである。

一度食べてみてほしい。吹っ飛ぶから。


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二杯目の日本酒、ちえびじん 純米大吟醸 彗星。にごり酒ですね。結構澱が濃いのだけど、苦味はほぼない。旨味と甘味に寄ってる感じ。しっとりと美味いタイプのお酒です。


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三杯目は宮泉 純米にごり 生。写楽を醸している蔵のお酒です。こちらは先程のちえびじんと異なり、炭酸感が強い。同時に苦味が寄ってくるタイプですね。


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ラストオーダーの間際で四杯目、宮坂。これも生酒ですがにごりではないタイプ。

味のバランスが高いところで整っていて、非常に美味い酒です。酸味がちょっと強いから、チキン南蛮についてきたレモンの香りとよくマッチする。


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上がりの品として鶏スープかけご飯。このいわゆるスープ茶漬けがめちゃくちゃ美味しいの。さらりとしながら鶏の旨味はガンと出ていて、そこにネギの辛味と鶏肉の旨味。しかもごはんがスープを吸っていくんだ。もったりしたごはんをさらさらかきこみながら日本酒の残りをクイッとやる。最高。


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ラスト一杯は奈良萬。これも季節ものだそうです。しかも口開けだーやったー。

生酒の口開けなので炭酸がピリリと刺激感。そしてあとから強く穏やかな旨味。これ、抜栓して氷温で置いて炭酸感が落ち着いたら旨味全押しの酒になりそうな?

 

やはりふくの鳥さんは安定して美味しいのでありました。今日もいい経験ができた。

ということで今日はここまで。