2020/10/26 ふくの鳥
お前こないだもふくの鳥行っただろ? と思うじゃないですか。
このチェーン、店によってメニューも接客も方向性も違うのです。品質の上質さとコスパの良さはどこでも共通していますが。
ということで今日はもふりーと行きつけの中でも最上級の馴染みの店、「てしごとや ふくの鳥 神田店」にお邪魔します。
ここはもふりーとの居酒屋巡りの原点にして頂点なのでね。色々と巡ったけれど、ここを超えてくる居酒屋はほんとに覚えがない。
ということで日本酒ガンガン行きますよ。まずはButterfly Effectから。軽い口当たりでさっぱりしたの、と注文したのですが、軽さが際立ってかつフルーティ、レモン水かな?と思うほど。
アルコール感がほんとに無くて、すごく飲みやすいお酒でした。
今日のお通しはイカの塩辛の柚子和え。
おっとイカか、もふりーとはイカが嫌いなのだけど……と思いつつ、お店への信頼感に乗っかって食べたらこれが臭みなく、食感も嫌味なくてすごく具合がいい。
美味しく、とまでは行かずとも、スルスル食べてしまいましたよ。
鶏皮ポン酢、ハーフサイズ。
ここの鶏皮ポン酢はミョウガが効いてて清涼感強い。さっぱりしつつ甘味のある味わい。
フルーツトマト。半分くらい食べてから写真を撮ってないことに気が付きました。
味わいが強く、甘味も酸味も際立つ。それでいてほんのり青臭さも。こういうトマトがあるから、フルーティな日本酒が映える。
寄せ豆腐。この店のお豆腐は、あちこちのお店を探して味わっただけあって、本当に美味しい。
もふりーとはここの店の豆腐に本当に惚れ込んでるんですが、大豆の味がちゃんとするんですよ。
豆腐を食べて大豆を感じられる居酒屋、本当に数少ないので。素晴らしい。
くどき上手 純米大吟醸 雄町44。ここ高い系の居酒屋と思わせといて意外と安いのですよね。このくどき上手が一合850円ってなんのバグ?
キリーっとしながらも粗野な、野性味ある味わい。その荒削りな感じがまた好感持てる。
卵黄の味噌漬け。もふりーとは日本酒のツマミとしてこれが最高だと信じて疑わない。本気で。
しかも今日は漬かり具合最高なタイミングで来れたらしくて、塩辛くなく薄くなく、とろけすぎてなく硬すぎず。最高。
松の寿 純米辛口 ひとごこち 30BY。2年ほど寝かせたやつをぬる燗で出してくれています。こういう燗付けの妙がこの店の素晴らしさ。
キレ強くシューッと抜けながら瞬間的な味わいの強さは十分。強めに旨味だし、まろやかに広がってシュッと抜ける。素晴らしいね。
あがりの飯物もまぁ色々ある。本当は卵かけご飯行きたかったんだけど、今はメニューになくて。
なので最近ブラッシュアップされた鶏白湯ラーメンいきましょ。
鶏スープの濃さと味わい深さは唯一無二。それでいて脂っこくなくて抜けが程よいし。なんだこのスープ。
鶏チャーシューもしっとりしていて旨み。ほんとここは最後の最後まで満足させてくれる。
ということで満を持して自分の中での最高のカードを切りに行ったもふりーとさんです。
ここはほんとに誰をどんなタイミングで連れてきても満足してもらえるので。
是非とも皆さんにもすこってもらいたい。
というところで、今日はこの辺で。