2020/12/28 絹
今日から本格的に年末年始休暇。家でのんびり過ごして、ぐうたらしていてもお腹は空きます。
今年中に作った作り置きご飯はお昼に食べて消費して、夜はどうするか、となったら地元の店に足を向ける形に。
今月末でPayPayのキャッシュバックキャンペーンが終わりますしね。
ということで、今月半ばから日本酒メニューの価格改定をされた「割烹くずし 絹」さんにお邪魔します。
このお店の価格改定、かなり思い切っていまして、なんと全品グラス480円、一合960円。
結構なレア銘柄もその価格なので、嬉しいを通り越してちょっと心配になるレベル。
でもこのくらいまでやらないと、きっとお店もやっていけないんでしょうね。
最初の一杯は地元の屋守 おりがらみから。澱が濃い濃い、いい色です。屋守らしい甘味と旨味に加えてパイナップルのような酸味と香り。澱多めだからか苦味はちょっと強い。
これを飲むと、あぁ冬だな〜って感じます。
今日の先付は絹仕込み満月豆腐で。ここのお豆腐が味濃くて滑らかで好きなのですよ。添えられる塩は沖縄のやわ塩と、海老塩。
絹さんはお通しがなく、先付のメニューから一品選ぶとスムーズに出ます、というスタイル。その日のおすすめメニューにも先付が載っています。
牛すじ大根煮。この大根の存在感。しかもこの大根も牛すじ肉もトロットロですごく柔らかい。
人参やごぼうなどの根菜、こんにゃくを加えないで牛すじだけで勝負しているこの力強さ、流石です。
二杯目は榮光冨士 アスタリスク。今度もグラスでいただきます。軽やかでさっぱりしつつ、しっかり主張してくる辛味。榮光冨士はラベルもお酒も綺麗ですね。
寒ブリのお刺身。この盛り付け方とても綺麗。薄めに切ってて、脂が舌の上でとろける……美味え……
飛露喜 特別純米。やはりキレがいいですね。旨味も酸味もスパッと切れてくる。この後に残さない感じは、流石飛露喜。
春鹿 超辛口を四杯目に。榮光冨士や飛露喜よりも舌への重たさが無い。軽やかに辛い。そして軽い。最後の方に飲むには丁度いいなー。
吸い物仕立てのあら汁を上がりの品として。スッキリ透き通ったお汁。中には鱈のあららしきものが二切れ分。あー、いいお味が出ている。
やはり美味しいなー、ここのお店のお料理。お酒も揃え方がいい具合だし、店内の雰囲気も良いし。
来年もどんどんお世話になりたいところです。
今日はこの辺で。