2020/10/17 日本酒原価酒蔵
10/17、昼の14時。新宿の街は冬のような寒さに覆われ、雨がしとしと。
そんな中、やって来たもふりーとは。
ここに来たわけです。日本酒原価酒蔵の新宿総本店。
前から何度かお店の前は通っていて、気になっていたんですが、今日満を持してお邪魔しました。
ら、店員さんがシステムを丁寧に説明してくれるし、公式アプリをダウンロードするといろいろな特典がつくし、店内は完全禁煙だし、Wi-Fi通ってるし。
いいですね、こういうお店は大好きですよ。
アプリもインストールして、まずはアプリ会員限定酒。鳳凰美田 純米吟醸 生 初しぼりから。
果実味ある甘味と酸味がキリリと立ちます。やはり生酒、香りも味わいもフレッシュ。鳳凰美田らしい華やかな香りも感じます。
冷奴。生姜が粗くおろされているのが特徴的。そして豆の甘みをよく感じますね。美味しいお豆腐です。
ちなみにもふりーとはお豆腐が大好き。醤油かけずに一丁とか余裕で食べちゃう。冷奴も厚揚げも、なんなら湯葉も好きです。
ねぎ味噌。笹の葉の上に塗られて焼かれて出ます。
ねぎの辛味と味噌の甘辛さがよく合う。歯ごたえもあってバランスのいい味噌ですね。もっと量があると嬉しいけれど、安いし贅沢は言えないかな。
二杯目は花の舞 純米 ふくよか。キリリと淡麗な辛口酒ではありますが、ふわっと口の中で米の香りが立ちます。膨らみのある旨味を出してくる。
茶豆を追加。ほかほかの名に違わず、温かくなって出てきますね。塩気はちょうどいい、豆も十分な旨味。ただ、豆の水分は多少抜けてるかな?という食感。ねっとりしている感じですね。
東洋美人 Exclusiveを三杯目に。淡麗甘口のカテゴリに入るけど、入りにピリッと辛味を感じる。その辛味の後に甘味がぐっとおしてきて、心地良い余韻とともに抜けます。土風炉高田馬場店が健在の頃は、よく飲んだなーこれ。
四杯目、梵GOLD。くんっと香りが上ってきます。味は太く強く、すーっと長く抜ける。苦味は穏やか、甘味も奥の方にあるかな。確かにバランスタイプ。
仕込み水の500mlペットボトルも注文します。飲み比べ。
ところで男子トイレにこんな掲示がありました。くどき上手飲んでほんとにくどき上手になれたらいいよなぁ。
五杯目は十ロ万。このロがカタカナなのトラップですよね。旨味と甘味が強く、まさにとろりとした味わい。粘度の高い旨さを出してくる。香りは穏やか、スッと静かに入りますね。
六杯目、日本刀 純米吟醸 超辛口。これも花の舞酒造のお酒なのですね。色付きもしっかり目にあって、味の濃さがなかなか。ぐっと旨くてぐっと苦くてほろっと渋い。
もろみ味噌の笹の葉焼き。あっヤバいめちゃ香りがいい。あぁ、この豆の膨らみ感がある香り。この香りだけで余裕で酒が飲めちゃう。
そろそろいい頃合いなので上がりにしましょう。しじみ汁……って、あら、味噌汁でなくすまし汁なのですね。これは予想外。
上がりのしじみ汁をいただきながら思うとしては、やはり世の中、いいお店はまだまだあるものですね。
こんないいお店を今まで前を通り過ぎるだけで済ませていた自分が、少々恥ずかしく思うくらい。しかも新宿総本店と新宿東口店では、お酒のラインナップも違うと言いますし。
東口店に行くのも楽しみじゃないですか。いいですねーこう言うの。
日本酒と日本酒を提供する店の奥深さを感じながら、もふりーとは今日に更新した小説の累計PVを確認するのであります。